Principles

FPAの基本原則と価値

FPAが大切にしている14の原則と価値観を、原文のままご紹介します。PDFでもダウンロードできます。

私たちの宇宙は、神聖な創造の営みの現れであり、あらゆる存在に驚くべき秩序、美、そして調和を吹き込む超越的な原則に従って機能している。これらの原則は、「不可侵の権利」や人間の自由を含む「自明の真理」として表れている。これらは、私たちすべてが生きる指針として選び取るべき共通の価値観の基盤である。

01

創造主であり天の父である神

私たちは、神が万物の創造主であり、慈愛に満ちた親の心をもって人類と関わっておられることを理解している。私たちは、神の最も深い願いは、愛の関係の中で、すべての人類と親密に関わることであると信じる。

02

人類は神のかたちに造られた

私たちは、神がすべての人間を御自身の似姿として創造されたと信じる。すなわち、愛の存在として、愛によって造られ、他者のために生きるように造られた存在である。私たちの最高の召命は、家族を起点として、思考、言葉、行動を通して神の愛を反映することである。命は神聖であり、神はすべての人に与えられた基本的人権と自由の源である。

03

信仰と目的によって結ばれたグローバルな家庭運動

私たちは、これらの超越的な原則と、それらが生み出す普遍的かつ共有された価値観に導かれ、世界規模の平和を追求する運動を築いている。私たちは、あらゆる主要な精神的・文化的伝統の中に、これらの真理の表現を見いだしている。したがって私たちは、人類の霊的意識を高めるために尽力する、信仰と良心を持つすべての人々と共に歩むことを志す。私たちは、神を中心とする家庭こそが、平和で繁栄する共同体と文明の礎であることを確信している。

04

神は個人と家庭を通して働かれる

私たちは、神が地上におけるご自身の目的、すなわち自由、平和、一致、そして幸福に満ちた世界の確立を達成するために、個人と家庭を通して働かれると信じる。すべての家庭は、神の愛の器となり、社会の変革のために神と共に創造する共同創造者となるよう召されている。

05

神はあらゆる信仰の伝統を通して働かれる

私たちは、神が人類を真理、義、善へと導くために、あらゆる信仰の伝統を通して働かれることを認める。私たちは、人間の精神を高め、人々を神の御心に近づける信仰表現の多様性を尊重する。

06

三大祝福

私たちは、神が人類に「三大祝福」(創世記 1:28)を授けられたことを認める。

  • a. 実り多き者となること — 神から与えられた自由を責任をもって行使し、霊的に成熟し、自己主管を完成すること
  • b. 増え広がること — 善なる子どもを育て、全人類のために生きる神中心の家庭を築くこと
  • c. すべてのものを治めること — 自然界とすべての被造物に対して良き管理者となること

これらの祝福は、神の息子および娘として私たちの最高の可能性を実現するための生涯にわたる追求を表しており、平和と調和に満ちた世界を築くための指針となる。

07

結婚の神聖さ

私たちは、結婚が一人の男性と一人の女性との間の聖なる永遠の契約であると信じる。この神聖な結びつきを通して、夫と妻は、愛、誠実さ、そして相互の信頼に根ざした、神を中心とした家庭を築くことに尽力する。彼らの関係は、将来の世代が立つための柱となる。

08

愛の学校としての家庭

私たちは、神が家庭を、最初にして最も神聖な愛の学校として創造されたと信じる。家庭の中で、私たちは親と子、夫と妻、そして兄弟姉妹の関係を通して、神の心情を体験し、表現する。家庭が三世代に広がると、祖父母、父母、子女が調和して共に生きることを学び、永続的な伝統と価値観が世代から世代へと受け継がれる中で、神の愛はより深いレベルで現される。

09

人間生活と社会の神聖な基盤としての家庭

私たちは、家庭が人間生活の最も基礎的な制度であることを確信している。家庭は、すべての人が人生を始める場所であり、真の愛、人格、信仰の源泉となる。家庭は私たちの肉体的、感情的、霊的な健全さを育み、私たちがどのような人間になるかを形づくる。このため、家庭は健全な社会の礎であり、個人、地域社会、国家、そして世界における有意義な変革の出発点である。

10

家庭における神の愛の秩序

私たちは、神の愛が神によって定められた秩序に従って流れ、増し加わり、家庭の中の調和ある関係を通して表現されると信じる。親子関係はその基礎である。私たちは、親の心を理解し、親孝行を実践することを通して、親である神をどのように愛するかを学ぶ。この愛の垂直的な秩序――子から親へ、親から神へと至る秩序――から、私たちはその愛を自然に外へと広げていく。すなわち、兄弟姉妹、配偶者、子ども、友人、隣人、そして最終的には全人類へと。

11

神の御姿の補完的な表現としての男性と女性

私たちは、神が男性と女性を、神の御姿の相互補完的な表現として創造されたと信じる。価値と尊厳において等しく、役割と特性において異なる。少年は、原則と価値観をもって家族を守り、養い、導き、支える真の息子、兄弟、夫、そして父親へと成長する。少女は、思いやり、共感、そして慈愛に満ちた愛を体現する真の娘、姉妹、妻、そして母親へと成長する。男女は共に、互いのために生き、神を中心とした家庭が築かれる調和のとれた結びつきを形成する。

12

親は最初にして最も重要な教育者である

私たちは、親こそが子どもたちにとって最初にして最も重要な教育者であることを認識している。教育は子どもが生まれた瞬間から始まり、子どもが年齢を重ね、理解を深めていく過程を通して継続していく。真の教育とは、心、魂、精神を育む包括的なものであり、その核心には霊的・道徳的教育がある。親は明確な目的をもって子どもを育てるよう召されている。それは、人格を育み、善悪を教え、たとえ困難なときであっても、善と真実を選ぶよう導くことである。親は、自らの模範と無条件の愛を通して、子どもたちが神との関係を築き、神の御心とそのご計画に従って生きるよう導く。

13

神を中心とした家庭の形成を支援する

私たちは、神が意図された通りの家庭の神聖な価値を回復し、守り抜くことに尽力する。すなわち、神の愛が宿り、信仰と人格が育まれ、家庭が地域社会や世界にとって希望とインスピレーションの灯台となる家庭を育むことである。私たちは、子どもの養育と教育について親が第一義的な責任と役割を担うことは、親に与えられた不可侵の権利であると主張する。

14

私たちの実践の誓い

私たちは、日々の生活の中でこれらの真理を実践することに身を捧げる――神の下の一家族世界を、一度に一家庭ずつ築き上げて行くのである。私たちは、「神の下の一家族(One Family under God)」こそが、21世紀以降を変革し、私たちを分断する多くの隔たりを超越するために、すべての人々が共通の人間性と共有する霊的遺産を受け入れるよう鼓舞するビジョンであると確信している。この世界規模の理想は、まず家庭の中で具体化され、そこに根を下ろし、日常生活の中で体現されていくのである。